雑記

安倍首相が辞任 鋼のメンタルを称賛したい

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安倍首相は令和2年8月28日午後5時から、首相官邸で辞任の意向を示す記者会見を開きました。

第1次政権時と同じ潰瘍性大腸炎の再発により、任期途中で政権の座を降りる判断を下した模様です。

「反省」という言葉を繰り返す様子には無念さが滲んでいました。

 

安倍首相は鋼のメンタル

安倍首相の辞任を受け、様々な評価がなされ、賛辞も批判も飛び交うのは明白。

私自身、政治に興味がないわけではありません。

しかし、当然素人の域を出ませんので、功績等についての言及はここでは控えさせていただきます。

当記事では見方を少し変え、安倍首相のメンタルについて述べていきます。

 

歴代最長の任期

安倍晋三首相の連続在職日数がこれまでの歴代最長である佐藤栄作氏の2798日を半世紀ぶりに塗り替えたのは僅か数日前。

長期政権を維持し続け、数々の問題に対応してきました。

8年という年月を総理という重責の中で過ごしてきたという事実だけで、そのメンタルの強さが伺えます。

消費税増税の敢行に始まり、国民の反発の大きい問題にも取り組んできた安倍首相。

特に、中国に対する毅然な対応は後任となる方にも求めたいところです。

また、日常的に野党やマスコミの過剰とも思える煽りに対しても、悠然と対応する様子は誰もが目にしているでしょう。

歴代最長を記録するにあたって、想像が到底及ばないほどの精神力は何においても評価されるべきだと思います。

 

潰瘍性大腸炎を抱えての職務

潰瘍性大腸炎とは

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患 です。

特徴的な症状としては、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。

病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。

参考:難病情報センター

 

今回の辞任は潰瘍性大腸炎の再発を受けてとのことです。

第一次安倍内閣の時も潰瘍性大腸炎に苦しめられ、短い任期での退任を余儀なくされました。

安倍首相は10代の頃から患っていたようで、新薬で抑えていた症状も、限界を迎えた模様です。

 

また、潰瘍性大腸炎は原因不明の疾患で、安倍首相には防ぎようがなかった側面も大きいのではないでしょうか。

激務の中で疾患とも向き合っていかなければならなかった苦悩は想像を絶します。

ストレスで悪化するとも言われており、理不尽な疾患へのストレスすら無限ループし兼ねない状態での職務は、相当以上に精神を擦り減らしながら行ってきたことでしょう。

 

潰瘍性大腸炎の原因

原因は明らかになっていません。

これまでに腸内細菌の関与や本来は外敵から身を守る免疫機構が正常に機能しない自己免疫反応の異常、あるいは食生活の変化の関与などが考えられていますが、まだ原因は不明です。

参考:難病情報センター

 

新型コロナで激務が加速

2019年からは新型コロナウイルス感染症による世界的パンデミックが起きました。

世界が未曾有の危機に瀕して日本もその対応に追われています。

マスク問題や経済低迷を始めとする異例の事態に147日の連続勤務で対応に当たった安倍首相。

激務が加速したことは素人でもわかります。

 

連日のマスコミの報道では、何をしても叩かれる状態にありました。

しまいには147連勤だというのに休んでも批判される始末。

それはまさにトップは孤独である、と言わんばかりの様子です。

どれだけのメンタルがあれば孤独に戦い続けられたのか、想像も及びません。

 

 

まとめ:安倍首相、おつかれさまでした。

常人の域を超えたメンタルで8年近くもの長期政権を務めた安倍首相。

今後は持病と向き合いつつも、表立っての制約もない裏方で暴れてほしいです。

 

また、今回の会見において、記者から労いの言葉が一人二人しか出てこなかったことに関して、疑問を呈しておきます。

未来志向がまるで見られない揚げ足取りマスコミには、国のための報道をしてほしいですね。

 

最後に、これは筆者の願いなのですが、安倍首相が落ち着いたら本を出してほしいですね。

安倍首相の鋼のメンタルは本当に称賛されるべきです。

歴代最長任期を全うするにあたってどうやってメンタルを保ってきたのか、当時何を考えていたのかなど、興味を超えた関心があります。

出版されたら絶対買います。

 

安倍首相、本当におつかれさまでした。

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