サラリーマンなら毎日履く革靴。
ちゃんと磨いてますか?
傷だらけのまま放置してませんか?
今回は革靴磨きに興味がなかった私が急にハマった理由についてお話しします。
どうもレアンです。
ボロボロの革靴を磨こうにも道具がなかったので、一式揃えてみたら世界が変わりました。
あまりに楽しくて持っている靴は全部すぐに磨きました。
今回は革靴磨きにハマったお話。
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革靴磨きの魅力
革靴メンテナンス道具
おさがりの革靴をノーメンテでボロボロにしたことに気が咎めて「もし蘇るなら蘇らせたい、無理でも今後の靴は大切にしよう」と革靴のメンテナンスをすることにしました。
色々な記事や動画、レビューを漁って漁って漁りまくって、ようやく購入した道具がこちら。
道具一覧
- 馬毛ブラシ
- 豚毛ブラシ(の代用品)×2
- ペネトレイトブラシ×2
- クリーナー
- 防カビスプレー
- デリケートクリーム
- キーホルダー型の靴べら
- ワックス(無色)
- シュークリーム(黒、無色)
- ネルクロス
- シューキーパー×2
お値段は諭吉さんが2人くらいです。
一度揃えれば数十回は使用できるので、初期費用としてはコスパも悪くありませんね。
初めての靴磨きにはこれだけあれば十分です。
ボロボロの革靴が蘇った
お恥ずかしい話、私は革靴をボロボロになるまでノーメンテで放置していました。
大事な時には靴磨きをお店に頼んでいたので、私自身にスキルがなく、泥を落とすくらいしかしてこなかったのです。
そんな扱いを受けた革靴がこちら。
履きジワも小傷もシミもつき放題。
かかとも剥がれてるしお客様に見せれる状態ではありませんね......。
(社内ではサンダルで通勤以外は履かないので慢心した結果こうなりました。)
いくらなんでもこんな状態の革靴を履き続けるのはいかがなものかと思いました。
とはいえ、ノーメンテでこうなったのなら、まだメンテナンスすれば履けるかもしれない、と何処からか湧いてきた気合を元に磨くことを決心。
記事やら動画やらをおさらいして、2時間ほどかけて革靴を磨きました。
ところが汚れを落としてもクリームを塗っても全然光らない。
これは何か間違えたか?
不安に襲われつつもブラシをかけネルクロスで磨き、最後まで作業を終えた時、そこには......。
景色すら映すほどに蘇った革靴の姿が。
ダメ元で取りかかった革靴磨きでしたが、まさかここまで変わるとは思いませんでした。
私はこの時、革靴が綺麗になる快感を覚えてしまいました。
まるでシンデレラのようです。
ボロボロだった革靴が磨きという魔法を受けて輝く様はまさにシンデレラ。(靴はガラスではなく革製ですけど)
私の革靴磨きはここから始まりました。
Before
After
茶色の革靴磨きにも挑戦してみた
黒い革靴は黒のクリームを使ったので傷もバッチリ直りましたが、茶色の革靴はどうでしょう。
私が購入したクリームは無色(ニュートラル)です。
黒以外は色もまちまちだからとりあえず無色で対応しようと考えたわけですね。
これは色合いも変えてしまわないので安定するのですが、重要なのは効果があるかどうか。
結論から言うと「肉眼では明らかな変化がある」です。
論より証拠、茶色の革靴BeforeAfterをどうぞ。
Before
After
どうでしょうか。
革靴が息を吹き返した感じ伝わりますかね?
艶が戻って生き生きした感じになりました。
写真を撮ったときは「あれ?」と思いましたが、肉眼では明らかに艶感が違います。
無色なので色はついていないのですが、随分と綺麗に見えますよね。
革靴は保湿が大事だということがよく分かりました。
黒い革靴を磨いたときほどの感動はありませんでしたが、確かな手応えに革靴磨きの魅力をひしひしと感じました。
ワックスを塗るとき、黒を塗った後だと何処かしらに黒成分が付着していると色が移ってしまうので注意が必要です。(軽くやらかしました。)
革靴磨きにハマった
革靴磨きがしたくてローファーを購入
感動は一度味わうとまた求めてしまうのが人間の性。
革靴を蘇らせるあの感覚を味わいたくてメルカリでローファーを購入しました。
ちょっと狂気じみてきたので真面目な話をすると、クリームの塗布量がイマイチ掴めていなかったので、失敗してもいい安価なもので練習しようと思ったのです。
そんなわけで履けもしないサイズ違いのレディースローファーがこちら。
iPhoneから画像が失踪していたのでTwitterにあげたものです。
このローファーはメルカリで"えぐれ傷"を隠して販売されていました。
まんまとつかまされたわけですが、こちらも練習のつもりで買っているのでむしろラッキー。
さっそく補修用のパテとカラーを購入してレッツ穴埋め!
補修と磨きで2時間ほど経過して出来上がったのがこちら。
なかなかいい感じに仕上がりました。
癖がついていて使用感は否めませんが、傷はすっかり塞がり、艶と輝きを取り戻しました。
割とボロボロの革靴でも、普段履き程度の使用に耐えられるくらいには復活できることがわかりました。
ちなみにクリームの量は少なめくらいがちょうど良かったです。
あまり多くても、結局拭き取った時にべったりついてくるので、つけすぎ注意ですね。
革は呼吸しているので、クリームをつけ過ぎると呼吸できなくなって逆効果になる。
また、穴埋めの際にパテを使用したのですが、あれは色を混ぜてから使わないと、上のクリームが剥げた時にパテの色が目立ってしまうようです。
友人の革靴磨きもやりたいと言い出す
ついに革靴が磨けるなら、と友人にまで「革靴磨くなら俺にやらせてくれ」と頼むようになりました。
楽しくてしょうがないんですよね。
心まで綺麗になる気がします。
黒色と無色のクリームと色事に用途分けしたブラシさえあれば、大体の革靴に対応できるので、積極的に友人に話を持ちかけるようになりました。
スキルも上がるし革靴はピカピカになるし、いいことだらけです。
友人の結婚式など、機会があればガンガン磨いていきたいですね。
まとめ
革靴磨きはボロボロの靴でも蘇らせることができます。
普段からメンテナンスしていれば美しい状態を保てますし、常に足下が綺麗ならいつ人に見られても安心です。
安価とまでは言いませんが、初期費用さえあればピカピカの靴を履き続けられるので、革靴磨きは実用面でもオススメです。
私のようにハマってしまうかもしれませんが、初期費用をかけた後なら大した追加費用もかからないのでコスパいい趣味になりますよ。
ぜひ革靴磨き試してくださいね。