どうも近所のスープラ70を復活させてあげたいレアンです。
最近、車中泊をする人が増えてきていますが、危険な行為と認識していないのか、平然とNGを犯す人を見かけます。
これはなんとかしないといけないと使命感に駆られました。
車中泊は外で宿泊する行為なので、ホテルや旅館よりも危険が多いですよね。
細かな注意点については他の記事にまとめたのでそちらをご覧ください。
今回は絶対にやってはいけない2つのNGについて解説していきます。
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車中泊で絶対NGなこと
NG①常にアイドリング
はい超絶NG出ました。常にアイドリング状態の車。
道の駅には冷暖房のために寝る時もエンジンをかけっぱなしの車がたくさんいます。
これアウトです。
騒音だとか排気ガスだとかそういった周囲への迷惑ではありません。
もちろん迷惑行為なのですが、それ以上に命に関わります。
「エンジンでも爆発すんのかよ」「ガス欠しない程度にアイドリングするよ」などという甘っちょろい考えは捨ててください。
アイドリングしっぱなしということは排気ガスを常に垂れ流している状態ですよね。
この状態で、もしも排気口(マフラー)が塞がってしまったらどうなるでしょうか?
そう、排気ガスが車内に充満します。
正確には排気ガスが外貨導入口から入り込んで車内に充満するという現象です。
豪雪で立ち往生した車内で人が亡くなるニュースが毎年報道されていますが、あれは凍死ではなく一酸化炭素中毒によるもの。
雪で排気口(マフラー)が塞がってしまい、車内に排気ガスが充満してしまうのです。
雪に埋まった状態では3時間程度で致死レベルという実験結果もありますので、睡眠中に一酸化炭素中毒でそのまま、ということは十分にありえます。
あまり考えたくはありませんが、車中泊では悪戯や土砂崩れの危険もあります。
エンジンを停止していれば起こらない事故なので、アイドリングしての車中泊は絶対にやめましょう。
NG②パーキングブレーキをかけない
二つ目は盲点なNG「駐車時にパーキングブレーキをかけない」です。
車は停車する時シフトを「P」に入れますよね。
実はアレ、しっかり停まっている感じがしますが、信用していいほどの強度ではないのです。
シフトが「P」に入っている状態というのはギア(歯車)を棒で引っ掛けて止めているに過ぎない状態のことなんですね。
例えば、棒を立てかけてあるけど鍵をかけていない扉を想像してください。
この扉、少し衝撃を与えれば棒は倒れて開いちゃいますよね。
シフトが「P」の時も同じ状態なのです。
つまり、車体に衝撃が加わればギアの歯止めが外れて勝手に動き出す危険性があります。
もしも車内で寝ている時に車が勝手に動き出したらどうでしょう。
止められませんね。よくて自損事故、最悪死人が出ます。
道路交通法でも停車時はブレーキをかけるように定められていますので、普段から癖つけておくといいですね。
たった一手間で生死をわけるので、「停車したらブレーキをかける」を徹底しましょう。
まとめ
・アイドリングはしない(エンジンは停止する)
・必ずパーキングブレーキをかける(「P」レンジだけでは足りない)
以上2点、必ず確認して、命を守ってくださいね。