どうも車中泊好きのレアンです。
車中泊で味わう非日常感、堪らないんですよね。
コンビニのおにぎりやカップラーメンですら特別感が出てくるから不思議なものです。
自分でも驚くことに、年中車中泊するようになりました。
初めての車中泊で随分と失敗したので、それ以降は反省と改善を重ねて快適な車中泊を楽しんでいます。
今回は、私の失敗を余すことなく公開します。
これでこれから車中泊する時に、少しでもトラブルを未然に防いで快適な旅を楽しんでもらいたいです。
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営業時間を調べずに失敗
失敗率最高「営業時間を調べない」です。
そんなの調べればいいだろって?
............その通りでございます。
目的地の情報はもちろんチェックするのですが、道中でなんとなく寄りたくなった店や、地元の方に勧められた店など、突発的に決めた場所はリサーチが甘くなってしまうのです。
「お、ココ行ってみよう!」
「営業時間外!」「定休日!」「臨時休業!」
「うわああああああ」
本当にこんな感じです。
さらに悪いことは続くもので、寄った時間でスケジュールが狂い「温泉が閉まる」「夕食がコンビニ頼り」など連鎖的に崩れていくことが多いです。
行き当たりばったりの旅って苦労もありますが、トラブルも楽しんじゃうくらいの気持ちでいると「これぞ非日常だ!次は何をしようかな?」とストレスフリーでいられます。
地方の店なんかはネットに営業時間が記載されていなかったり、定休日が変わっていたりするので、仕方ない場合もあります。それもまた旅。
軽く調べる癖をつけておけば致命的なトラブルは起きないので、予定外の場所による際には営業時間を調べましょう。
装備の劣化に気付かず失敗
お次は致命傷に繋がりかねない危険度の高い失敗「装備の劣化に気付かない」です。
車中泊を重ねていると既存の装備には気が回らなくなってきます。
新規導入の装備はワクワクして何度も事前にチェックするものですが、カーテンやライトなど滅多に交換しない装備は「ま、前回も大丈夫だったし平気だろう」と点検も程々に車中泊に出かけてしまうのが原因。
もちろん、車両点検は大前提ですよ。
空気圧不足でパンクしたり、バッテリーが弱っていてセルが回らなくなったりといったありがちな車両トラブルは省きますが、車中泊の際にはこれらにも注意してくださいね。
カーテンの留め具
地味すぎて見逃すポイント「カーテンの留め具」覚えておいて損はないですよ。
なんたって当日寝る前になって「カーテン留まらないんだけど!視線が気になる!眩しい!」と軽いパニックになりますからね。
走行中にカーテンレールから脱落したり、カーテンが閉まらなくなったりが主なトラブルですね。
そんな時は落ち着いてジャケットやタオルなどを隙間埋めに使うことで擬似的にカーテンの役割を果たせるのでオススメです。
留め具自体の補修にはタイラップや輪ゴムが便利なので、嵩張らないですし車に積んでおくことでいざという時に活躍してくれます。
ランタンの電池
レジャーあるある「ランタンがつかない」です。
最早説明は不要だとは思いますが、長期保管や使用回数が嵩んでの電池切れが殆どです。
予備の電池を持っていくよりかは、交換時期を見極めて事前に電池交換していくほうが安全で確実ですね。
ちなみに私のオススメは「USB充電可能なランタン」です。
これが最高に便利で旅の心強い味方なんです。
USB充電なら車内でも充電できますし、走行中に充電しておけば問題とは無縁のランタンになります。
値段も手頃で連続稼働時間は数日単位という驚異の性能を誇るので、今や手放せない必須装備。
換気で失敗
車内って空気が篭りがちなんですよね。
これで起きる問題が「結露」です。
朝起きたら車の窓という窓が曇って水浸しになる様は愕然とします。
車中泊をするなら必ず換気をしなくてはいけないんですね。
しかし、ただ換気すればいいってものでもないのが困りもの。
寝る前に換気して寝る時に閉めるパターン
これは最初の頃にやらかしまくった失敗パターン。
窓を閉め切って寝ると必ずといっていいほど結露してしまいます。
「換気したから夜は寒いし窓は閉めよう」と油断していると朝に後悔します。(何度もやった)
ほんの少し1cm弱でいいので、窓を開けておくと朝でも結露しません。
寒い時期は前列の窓だけ開けることで冷気に直接当たらずに済むのでオススメですよ。
窓を開けすぎて寒さに震えるパターン
結露を防ごうとするあまり、窓を開けすぎて朝起きたら凍えてるパターン。
寝るときは全然寒くないのに、夜中のうちにガンガン冷気が入り込んで車内が完全に外気温と同じになってしまうのが原因ですね。
前述のとおり、窓は1cm弱で十分に換気できるので開けすぎには注意しましょう。
対角線に窓を開けることで換気効率が上がるので、自分の体とは反対の窓を開けるとより効果的ですよ。
冬を見くびって失敗
車中泊装備を充実させて快適さに胡座をかいていた私を襲ったのが冬の寒さでした。
あれは東北地方の山間部で車中泊をした時のことでした。
気温は余裕の氷点下。
寝るときは暖かくしていたので気になりませんでしたが、朝方の車内は外気温と変わらない状態まで冷え込んだのです。
毛布が身体を守ってくれたので朝まで気がつかなかったのです。
「顔は無防備」だということに。
早朝に目が覚めた時に気付いたのは頭痛、それから顔面の冷たさでした。
なんと、しばらく経っても顔が冷えすぎて頭痛が止まらないんです。
雪こそ少ないが気温が低く凍結する太平洋側で「雪が降らなければ大丈夫だろう」と完全に油断していたのが敗因でした。
これは本当に失敗の中でも後悔度上位に居続ける失敗。
即席の対策としてはネックウォーマーやマフラーで額をガードするのが有効ですね。
当時の私は持っていなかったので衣類でもなんでもあれば使うべきです。本当に痛くなるから。
事前に対策するグッズとしては目出し帽が良さそうです。
人体は頭と足から放熱するので、頭を守れる被り物系は寒冷地での車中泊の強い味方になります。
帰り道に油断して失敗
楽しい旅を満喫してあとは帰るだけというところで油断するとピンチがスキップしてやってくるもの。
旅の帰り道って疲労と充足感で妙にテンションが高いじゃないですか。なんでも上手くいく気がするというか、無敵感というか。
そして起きたのが帰りの燃料はギリギリだけどいけるだろう、と給油を怠ってのピンチ。
誰にでも想像つく失敗も、浮かれていると起こるものなのです。
慣れてきて大体わかったかなあ、と思った頃が一番危ない。
高速道路で給油ランプが点灯し、先50kmはインターもない、降りてからも暫くガソリンスタンドはない、あっても夜中では営業していない。
まさに絶望。
本格的にヤバいと感じてからひたすら効率のいい回転数で走り続け、なんとかガソリンスタンドにたどり着いた時は安堵よりも反省の方が大きかったですね。
車のガソリンは55Lタンクに対して57Lの給油になりました。
タンク+パイプのギリギリ限界まで燃料を消費していたのです。
本当に危なかった。家まで30kmは離れていたので、止まったら洒落にならなかった。
慣れてきた頃に限らず、基本中の基本ですら失敗することもあります。
常に基本を忘れず行動することが大切ですね。
まとめ
いかがでしたか?
失敗してる本人は至って真面目に行動しているつもりでも、やらかしてしまうんですよね。
普段から注意することも大切ですが、予めトラブルを想定しておくことで実際に遭遇した時も慌てずに対処できます。
私の失敗談を踏まえた対策をして、快適な車中泊旅を楽しんでくださいね。
この記事は私が失敗する度に追加していきます。
他にもこんな失敗しちゃったよ!という時にはコメントしていただけると助かります。
一緒に情報共有してより快適な車中泊を楽しみましょう。