どうもレアンです。
シートを倒して寝たら体がバッキバキになった経験ありませんか?
「意外と寝れるじゃん!」と思うわりに起き上がると痛いのなんの。
ちゃんと体を横にして寝たい、そんな思いでいっぱいになります。
だけど、車が広くないと横になることができない。
「広さ」と想像するとミニバンじゃないとダメか、なんて思いがちです。
ところが、コンパクトカーでもいけちゃうんですね。車中泊ができる車は意外と多い。
そんなわけで今回は車中泊に必要な広さとその見つけ方についてお話していきます。
オススメ車種3選もありますよ!
この記事の要約
- 車中泊に必要な広さを理解しよう!
- 車中泊できる広さか確認しよう!
- 工夫すればコンパクトカーでも可能!
- オススメ車種3選!
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車中泊に必要な広さ
車中泊に必要な全長
そもそも車中泊に必要な全長はどれくらいでしょうか。
身長くらい?シングルベッド?
正解は身長+10cmです!
身長分だけあれば足りるんじゃないの?と考えがちですが、試行錯誤しても+10cmは必須。
身長を測るときは立って計測しますよね?
あれをそのまま横にしたイメージしがちですが、実際には足が脱力して少し下に向きます。
この差が大事でギリギリの全長で車中泊したときは、足の裏がトランクの壁に当たって冷たいわ、窓からの冷気は当たるわ、動かなくて痺れてくるわで地獄でした。
あれは二度と体験したくない。
+5cmでも動けるし冷たくはないのですが、枕や冷気対策を考えると+10cmは欲しくなります。
自分の身長+10cmを確保できるかどうかが車中泊において重要なポイントです。
車中泊に必要な全幅
車中泊に必要な全幅はどれくらいでしょうか。
シートで寝たときに体がバキバキになるのは、寝返りがうてないから。
つまり最低限、寝返りがうてれば体が痛くなるのを防げるというわけです。
メモ
(肩幅=60cm)-(シングルベッドの横幅100cm)=40cm
真ん中から寝返りをうつときに使用する範囲は20cm。
つまり、80cmあれば寝返りをうつことが可能です。
横幅に関しては殆どの車がクリアしているので、よほど車内が狭い車でない限りは気にしなくてもいいですね。
後述する寝方を工夫する場合には留意してください。
車中泊に向いてる車種の見つけ方
車中泊に必要な広さ
全長=身長+10cm
全幅=約80cm
車中泊に必要な広さがわかれば車種を見つけるのは簡単です。
気になる車が必要な広さを確保できるか公式ページを見にいきましょう。
基本的に後部座席を倒して確保できるフラットスペースで判断します。(軽自動車など小さな車は前席を倒すシートアレンジも考慮する場合があります。)
俗に言うフルフラットでなくとも多少の段差や隙間は埋めることができるので、お気に入りの車で車中泊することを優先した方が満足度が高いです。
コンパクトカーなどスペースが限られる車種については、斜めに寝ることを考慮するとグッと選択の幅が広がります。
対角線の例
FIT3(コンパクトカー)の場合
荷室長:約1,480mm
荷室幅:約1,230mm
対角線の長さ=1,924mm(192.4cm)
見た目には小さい車でも斜めに寝ればかなりのスペースを確保できるんです。
小さい車では厳しいか、と諦めていた人も、ぜひ測ってみてください。意外といけるかもしれませんよ?
また、荷室長は前席を前にスライドすることでさらに広くなります。
公式ページはスライドした空きスペース分が非考慮の場合が多いので、記載されている数値に加えてスライド分の長さを考慮すると意外といけることが多いです。
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車中泊に向いている車種
車中泊ができる車の条件は"広さ"と"フラット"です。
FITなどコンパクトカーでも条件を満たす車は存在しますが「いちいち探すのは面倒くさい」「探すにもどんな車かイメージがほしい」といった声にお応えするために、私のオススメ車種を3台ご紹介します。
車中泊に必要な広さ
全長=身長+10cm
全幅=約80cm
HONDA「FIT」コンパクトカー
お手頃価格のコンパクトカー「FIT」
同ジャンルの中でズバ抜けて居住空間が広いのが特徴。
HONDAお得意のシートアレンジも豊富でコンパクトカーと思えないほどの車載性を誇る。もちろんフラットアレンジも可能。
とにかく安くを求めるのならFITは最適解です。
本体価格も手頃で燃費もよくコスパに優れる車両なので、車中泊で交通費&宿泊費を節約することで抜群のコストパフォーマンスを発揮します。
車が必要で旅行にも行きたいけど費用は抑えたいという方に超オススメ。
FITの広さ
荷室長:約1,480mm
荷室幅:約1,230mm
対角線の長さ=1,924mm(192.4cm)
SUBARU「フォレスター」
ドライブもレジャーもおまかせ!な一台
SUBARU自慢のアイサイトからなる安全性能で目的地まで安心して走れる。
他メーカーに比べて狭いと言われるSUBARUだが、フォレスターの荷室は広い。
なんと大人2人が寝れるだけのスペースを確保できるのだ。荷物を載せての旅もなんなくこなせるのがSUVの強み。
レジャースポットで満喫した後は好きな場所で車中泊。そのまま朝日を見るもよし、もしくは夕日を眺めて寝るも良し。雪道も力強く走るので年中自由な行先で楽しめるのがフォレスター。
遊びに力を入れたいならフォレスターがオススメ。私もぜひ所有したい1台。
フォレスターの広さ
荷室長:約1,780mm
荷室幅:約1,100mm
対角線の長さ=2,092mm(209.2cm)
TOYOTA「ハイエース」ワンボックス
誰もが思いつくデカイ車。想像通り圧倒的な積載力で複数人でも余裕の車中泊が可能。
車中泊キットが販売されていたり、ベッドを積み込んだりとやりたい放題なベストオブ車中泊カー
もはや走るホテル。
ハイエースなら凡ゆる装備を積み込んで快適化することができます。
大量の荷物と人、そして布団を積み込めばもう部屋の完成です。
車中泊のためだけに購入するのは躊躇ってしまいそうですが、レンタカーならハイエースは有力な候補になりす。
車内で歩けるのはワンボックスの特権。
「ハイエース 車中泊」で検索すると他の車種に比べて圧倒的な情報量なので真似するだけで準備ができるのもポイント。
ハイエースの広さ
荷室長:約3,000mm
荷室幅:約1,520mm
対角線の長さ=3,363mm(336.3cm)
まとめ
車中泊に必要な広さ
全長=身長+10cm
全幅=約80cm
- 工夫すればコンパクトカーでも車中泊できる。
- 荷室寸法で車中泊ができるかわかる
お気に入りの車で車中泊するも良し。レンタカーで車中泊を楽しむも良し。
ぜひ車選びを楽しんでください。
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