車中泊って安くて気軽でいいですよね。
でも、代わりにホテルのような安全性はありません。
防犯設備もなければ寝床はドアだらけ。
車中泊をするならトラブルを未然に防ぐための注意点はしっかりと押さえておきたいです。
ということで、今回は車中泊の注意点について解説していきます。
大真面目な内容でかたーい感じになっちゃうので、要点を抑えてパッと見てわかるようにしました。
車中泊における注意点
車中泊で注意するべきことはなんでしょうか?
ルート選択や装備の充実など色々あるとは思いますが、僕は下記の3つが一番大事だと思っています。
- 防犯
 - 非常事態
 - マナー
 
安心安全で気持ちのいい車中泊をするために、ぜひ読んでいってほしいです。
では、具体的にはどうすればいいのか?
ひとつずつ見ていきます。

堅苦しいかもだけど大事!
注意点①防犯
車中泊で必ず意識してほしいのが防犯です。
どれだけ快適な車内でも薄い鉄板で隔てただけの場所で寝る事実は変わりません。
車上荒らしなどの犯罪者に狙われるリスクを少しでも下げることで、自身の安全を確保することが車中泊ではとても重要です。
- 灯りのある場所に駐車してる?
 - ドアロックはかけた?
 - 荷物は隠した?
 - 車内の目隠しは万全?
 - スマホはすぐ手の届くところにある?
 
灯りのある場所に駐車する
車は明るいところに停めたほうがいいです。
なんとなく恥ずかしくて暗いところに停めたくなりますが、何かあったときに他の人から見えません。
そういった車両の方が悪いことをしようとしている人たちにとって都合がいいので狙われやすいです。
ドアロックをかける
必ず、忘れずにドアロックをかけましょう。
家の戸締りと同じで、単純ですが効果は抜群。
リモコンキーと車内のロック操作の組み合わせで警報がなる場合があるので、リモコンキーで閉めたらリモコンキーで開けるなど、同じ方法で鍵を開け閉めすると安心です。
荷物を隠す
車中泊に限ったことではありませんが、荷物を見えないように隠しましょう。
盗まれる物がなければ車上荒らしに合う確率は下げられます。
盗む側もなにもないかもしれない車両よりも、ぱっと見で盗めそうな車を狙う方が楽だからです。
足元空間に荷物を置いたうえでブランケットを被せるなど、とにかく物を見せないのがポイントです。
車内を目隠しする
前述とほぼ同じですが、車内そのものを目隠しするとより効果的。
特に、女性は性別を特定されにくいような対策をしてください。
無地のカーテンや、銀マットなどがおすすめです。
スモークフィルムだけでは暗いと中が見えてしまうので注意しましょう。
スマホは手の届くところに置く
あまり考えたくはありませんが、緊急時にすぐ連絡できるようにスマホは手の届く位置に置いておきましょう。
車内では隙間に落ちてしまったり、充電の関係で前席に置きっぱなしにしたりしがちなもの。
有事に対応するために充電はしっかりした状態で手元に置いて寝てくださいね。



お家と一緒!
注意点②非常事態
あまり考えたくはありませんが、旅先での非常事態を想定しておきましょう。
車中泊は家やホテルと違って頼れる人が近くにいません。
予め対策していないと何か起きてからでは手遅れになってしまいます。
無事に帰れるように万全の対策をしておきましょう。
- 津波の心配はない?
 - 最寄りの病院はどこ?
 - 水は確保できてる?
 - 電波は届く?
 - 燃料に余裕はある?
 
津波の影響がない場所に停める
万が一、就寝時に津波が来たら最悪ですよね。
例えば海のすぐ近くに停めていたら、スマホでアラートが鳴っても逃げられる保証はありません。
事前に津波の影響がない場所を探しておきましょう。
最寄りの病院を調べておく
旅先では予想外のトラブルが起こりがちです。
怪我や体調不良など、病院の場所は把握しておきたいもの。
スマホで手軽に調べられる時代ですが、本当にピンチになってからでは大変です。
事前に最寄りの病院を調べておいて、スマホのブラウザやメモに残しておきましょう。
水を確保する
旅において水はとても重要です。
飲料としてはもちろん、歯を磨いたり怪我を洗ったりと色々できます。
ペットボトルを何本か積んでおくだけでいいので、簡単に用意できます。
冬でも脱水症状にはなるので、時期問わず水は用意しておきましょう。
電波の届くところに停める
非常時に頼れるものといえばスマホですよね。
しかし、いくら充電が満タンでも電波がなければ助けは呼べません。
山奥のちょっとした休憩所では電波が通じないこともあります。
念のため、電波があるかどうかは必ず確認してください。
燃料は十分に補給しておく
車は燃料さえあれば大抵のことができます。
非常時は長時間のアイドリングや長距離移動があるかもしれませんし、エアコンや充電が必要になるかもしれません。
計画上必要な燃料ギリギリで行動していると、有事の際に困ってしまいます。
車中泊ポイントの最寄りガソリンスタンドで満タンにしておくのが安心です。



備えあれば憂いなし!
注意点③マナー
心ない人たちのせいで車中泊ができる場所が制限されることが多々あります。
皆が気持ちよく過ごすためにマナーは守りたいですね。
この記事を読んでくださってる方なら問題ないと思いますが、おさらいがてら基本的なことをまとめました。
- 車中泊OKな場所?
 - ゴミ袋はある?
 - アイドリングなしで寝られる?
 
車中泊が禁止されている場所は避けよう
悲しいことに、マナー違反者が続出した道の駅などでは車中泊を禁止しているところもあります。
火に油を注ぐわけにはいかないのでそういったところは避けましょう。
まだ残っている場所を大切に使いたいですね。
ゴミはまとめて持ち帰ろう
ごみは袋にまとめて持ち帰りましょう。
ゴミが散乱している場所は治安も悪くなりがちです。
自分の身を守ることにも繋がるので、ゴミは持ち帰るのが吉です。
エンジンは停止しておこう
アイドリングの音って夜はめちゃくちゃ気になるんですよね。
あとから隣につけてきた軽トラが一晩中エンジンをつけっぱなしにしていた時は流石にお口が悪くなりそうでした。
唸ったり静まったり一定じゃないせいで全然寝れなくて本当に迷惑ですからね。
余計なトラブルを呼ばないためにもエンジンを切って寝られるように整えておきましょう。



ちょっとした気遣いが大切なんだね
まとめ:車中泊は備えと気遣いが大事!
車中泊で注意するべきポイントは防犯、非常事態、マナーです。
今回ご紹介したことをそれぞれ一言でまとめるとこんな感じ。
- 犯罪者が面倒だと感じる工夫をする!
 - 最悪を想定した準備をする!
 - 気遣いが結果的に自分を守る!
 
せっかく楽しい旅をするからには安心安全でトラブルなしが一番です。
ちょっとした工夫や気遣いでお互い気持ちよく過ごせます。
車中泊するときはぜひこれらを意識していただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたの車中泊が楽しいものになりますように!



家に帰るまでが車中泊!





			







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