どうもレアンです。
車中泊は自由な旅を楽しめる素晴らしいものです。
チェックインアウトの制約もなければ起きたら目の前は朝日と海なんてこともできます。
そしてホテルや旅館に比べて圧倒的なコストパフォーマンスの良さが気楽に旅行をさせてくれるのです。
私は月に一度は旅行しますし、車中泊の回数もその分だけ増えていきます。経験を積んでより快適な車中泊を楽しんでいるわけですが、時には失敗もします。
前回は大丈夫だったのに！と意外なところで躓いたり、こんなケースが............と静かに悲しがったりと失敗も重ねてきての経験です。
私の失敗が誰かの役に立つといいなあという思いで私の初めての車中泊での失敗談を綴ります。
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初めての車中泊！
日本海から太平洋まで走る旅を計画したのが最初の車中泊でした。
当時は「布団と枕さえ持っていけば寝れるだろう。隙間埋め用の布団を用意すれば完璧！」と今思えば「貴様、正気か？」と言いたくなるような楽観具合で車中泊を敢行したものです。
他にも気温もちょうどいい秋に行こう、とか初心者なりに考えてはいたんですけど、やっぱり甘かったですね。
たった一回の車中泊でこれでもかと失敗したので、個別に話していきましょう。
段差と隙間で身体が痛くなった
当日、無事に宿泊する道の駅に辿り着き、お風呂も食事も済ませていたので意気揚々と布団を広げて横になったその時ですよ。
「あれ、隙間を埋めても段差が痛いぞ？」
なんとシートをフラットにしても見た目には僅かな段差が腰に的確にダメージを与えてくるのです。
すぐに隙間埋め用の布団を工夫して段差を軽減するようにしましたが、やっぱり痛い。もはや諦めるしかなく、極力痛くない体勢で寝ることにしました。
見た目とイメージで布団を敷けばなんとかなるだろうと思っていたのが失敗ポイントでしたね。
事前に試していたら未然に防げたので、これはかなり甘々だったと反省しました。
ちなみに、段差には銀マットが効果的です。
隙間埋めは隙間が大きければ硬いものを、微調整では柔らかいものを使うと快適度が増します。
ポイント
段差と隙間は体が痛くなるので銀マットなどで対策しよう。
「意外なところで躓いたなあ、次からは対策しよう」
心の中で反省しつつ目を閉じたのですが、本当の地獄はこれから。
騒音で眠れない
道の駅なので夜中でもトラックなど他の車の出入りがあるのが第一の罠。車の走る音でも割と気になるものですが、アイドリングをしたまま仮眠する車の多いこと多いこと。トラックなんかは特に多いですが、一般の車も結構アイドリングしっぱなしです。
こうなると常に神経が張ってしまって中々眠りにつけなくなります。「耳栓さえあれば」と再び後悔。
なんとかしたくても、あまり離れたところに停めてもトイレが遠くなったり、人目につかず危険度が増したりと場所を移しての対策は難しかったです。
今では遮熱板とカーテンで十分に騒音対策はできていますが、当時は可能性すら思いつきませんでした。
トイレに近すぎるところに停めると人の話し声と視線が気になるのでそれもまた悩みどころなんですよね。
ポイント
車や人の音が気になって眠れなくなるので耳栓などで対策しよう。
そして、また後悔したと思えば追い討ちをかけるように第二の罠が襲いかかってきました。
まだあるのかよ、とお思いでしょうが、あるんです。これがかなり厄介な罠。
眩しくて寝付けなかった
そう、照明こそが第二の罠。
道の駅は施設こそ閉店しますが、トイレや自動販売機は稼働しています。
もちろん駐車場の照明は朝までつきっぱなし。
眼にジャストミートする位置から朝まで照射される光は睡眠どころか入眠すら妨害してきます。
遮る手段がない場合は騒音より辛いです。
最近の道の駅はかなり明るいところが多く、カーテンかアイマスクがないとやってられません。
私は布団でガードしながら寝ましたが、息苦しくて顔を出すたびに眩しくてなかなか寝つけませんでした。
後日談ですが、眩しさだけは絶対に許さんと決意し、今では遮光1級のカーテンを装備しています。(超快適)
ポイント
アイマスクやカーテンなど明かりを遮る手段を用意しよう。
ここから先は凡ミス話です。
慣れてないと自分でもまさかってところで引っかかるんですよねえ。
夜中のトイレが寒かった
お前そりゃ当たり前だろと言われそうですが、夜中のトイレは本当に寒い。
何が寒いって車からトイレまでの移動がまず寒い。
そしてトイレの中も寒い。風がないからと安心することなかれ。秋のトイレは大体寒い。
車に戻る頃には布団で得た熱を完全に失っていました。
一度熱を奪われると布団に入ってもなかなか温まらないので、カイロは必須です。(持っていかなくて後悔した)
車を降りるときにサッと羽織れる上着があると良かったんだろうなあ、と今思い返して遠い目になっております。
車中泊は意外とトイレに起きることもあるので注意した方がいいですね。
ブザーが鳴り止まなくて焦る
最後に盛大にやらかした話をしましょう。
車中泊は防犯上、車に乗ったら鍵をかけます。
降りるときには鍵を開けます。
当たり前のことですが、察しのいい方はもうお分かりになりましたかね。
リモコンで鍵をかけて内側からドアのロックを解除しました。
※リモコンは外で使うものなので、ドアについてる鍵で開けると「外にいるのに中から！？ 窓割られた！？ ヤバい！」と車が全力でセキュリティアラームを鳴らしてくれます。
寝起きでトイレに行きたいところに大音量のクラクション連打。
一瞬で眠気が飛んでいきました。
それどころかなんでブザーがなるのかどうやって解除するのかパニックになってもう大変。
とりあえずリモコンとドアロックをがちゃがちゃしたり、エンジンをかけようとしてみたり大慌て。
なんとか止めたものの周りの方に迷惑をかけてしまいました。
車の鍵はどちらで開け閉めするか決めておかないと、二度目もあります。(体験談)
ポイント
ドアロックは同じ方法で開け閉めしないとブザーがなる。
無事？に車中泊して帰れた
結構やらかしましたが、後の運転に支障が出るほどではなく、無事に旅を続けることができました。
今思えば食べ物と水の確保ができていたことが大きかったかもしれません。
体温を上げて頭を回転させるエネルギーがすぐ摂れたことで朝からすぐに活動できたんだと思います。
笑っちゃうくらい失敗しましたが、初めての車中泊はとても新鮮で、ホテルや旅館にはない達成感がありました。
その感覚もあってか、今ではすっかり車中泊好きになっています。
まとめ
如何だったでしょうか。
やはり初めてのことには失敗がつきもの。
それも含めて経験ですから、だんだんと積み重ねて楽しい車中泊ライフを送れるようになります。
これから車中泊をする予定であれば、ぜひ私の失敗を活かして、快適な車中泊をしてくださいね。
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